

ひと頃、ステンレスやセラミック製のお墓が話題になりましたが、やはり多くの方が選ぶのは石のお墓。加工しやすく耐久性が高いというのも理由のひとつですが、それだけではないようです。
古事記の神話にまでさかのぼるほど、太古の昔から日本では、死者が死後の世界で安らかに暮らし、また死者と生きている者とが対話をする仲介役の働きや、あの世とこの世を分ける意味を、石に込めていたのです。
最も多く使われるのはいわゆる「御影石」で、これは花崗岩の俗称です。兵庫県の御影地方が産地として有名だったこと、御影浜から全国に運んでいたことなどからこう呼ばれたと言われています。黒や白だけでなく、赤系、緑系、グレー系など、さまざまな色や模様がありますが、色による品質の区別はありません。
また価格は、その石の流通量なども影響しますから、高ければいいものというわけでもないのです。実際に自分で見て、好みに合ったものを選んでください。
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